「首里城の様子前編」では、守礼門から東のアザナエリアを紹介しましたが、後編では北城郭・京の内西のアザナなど、その他のエリアについてご紹介いたします。
北城郭・久慶門
淑順門を出ると北城郭がありました。当時の植栽空間が再現された空間で、休憩やイベントなど、多目的利用されています。この日は地元の学生たちが、ダンスの練習をしていましたよ!

琉球王国が修景や暴風、造船用材などの目的で、積極的に育成された「リュウキュウマツ」↓

正殿の床の間に飾っていたという「連理の竹」↓

こちらの洞窟状の遺構は「ガマ遺構」と呼ばれています。琉球王国の正史には記録はないものの、18世紀初頭の古絵図には描かれていて、首里王府の女官たちが息抜きの場として使用していたのだとか。↓

北城郭から久慶門の方へと進んでいきましょう。

↑こちらは「寒水川樋川」と書いて「スンガーヒージャー」と読むんですよ!生活用水や防火用水として、首里城の重要な水源であった場所です。

↑こちらが「久慶門」です。「歓会門」が正門であるのに対し、通用門として使われていた門です。「喜び誇る」の意から「ほこり御門」とも言われ、主に女性が利用していました。
正面から見るとこのような感じ↓

弁財天堂・龍潭
1502年に造られた「円鑑池」は、首里城やその前に位置する円覚寺の湧水や雨水が集まり、龍潭へと流れる仕組みになっています。「弁財天堂」は、円鑑池の中にあります↓

「龍潭」は、1427年に国相懐機が中国におもむき、造園技術を学んで造られました。中国皇帝の使者や冊封使を歓待する船遊びの宴が行われた場でもありましたが、庶民のくつろぎの場でもあったそうです↓

京の内・西のアザナ
下之御庭まで戻ってきたら、京の内エリア・西のアザナへ行ってみましょう!

京の内エリアに入ると、なんとも言えない心地よい空間♪

「京の内」の「京」は霊力を意味し「霊力のある聖域」という意味があります。

琉球王国の最高神女である聞得大君が神に祈った拝所で、信仰や祭祀の面から王国を支えていました。

下之御庭にある首里森御嶽から延長線上にある聖地で、「十嶽」と総称される御嶽群の中でも重要とされていたこちらの御嶽では、「国王万歳」「王家繁栄」「航海安全」「五穀豊穣」などが祈られていました。

↑眺めを楽しみながら進んでいくと•••
下之御庭の奉神門前に戻ってこれました↓

続いて「西のアザナ」へ行ってみましょう!
西のアザナは、城郭の西端に築かれた物見台です。かつては時を知らせる鐘楼が建っていたそうです。

↑西のアザナから見た景色。市内が一望できますよ!
芝生広場・首里杜館
首里城の歴史にたっぷり触れたら、駐車場近くにある芝生広場に戻ってちょっと休憩〜

外にある売店でカラフルなソフトクリームを発見!

こちらは「首里城ソフト」400円
上からアセロラ・紅芋・マンゴーと、3種類の沖縄フレーバーを味わうことができました♡

駐車場のある「首里杜館」にはレストラン・カフェ・お土産屋さんがありました。

こちらのレストラン「首里杜」で、沖縄そばをいただきました。私が訪れた日は沖縄そばキャンペーンで、通常760円の沖縄そばを500円でいただくことができました。沖縄に来たらやっぱり沖縄そばが食べたくなりますね〜。心も体も満たされました♪
まとめ
前編・後編にわたってお届けした「首里城の様子」いかがでしたでしょうか?
見どころ満載の首里城。その場に込められた願い・思い・理由を知り、心地よい空気を感じながら歩くことができました。
首里城では、受付の方、門に立っていられた方、復興作業の方、売店の方など…首里城で働いている方々は明るく挨拶をしてくださったり、話しかけると親切に教えてくださいました。2019年の火災というショッキングな出来事があったにも関わらず、決して下を向いておらず、笑顔で前を向いていらっしゃったのがとても印象的でした。
正殿が復興したら、また訪れたいです。
アクセス・基本情報
首里城公園 | |
住 所 | 〒903−0815 沖縄県那覇市首里金城町1ー2 |
電話番号 | 098-886-2020 |
営業時間 | 8:30〜18:00 |
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