富士塚とは?
今回は「江古田浅間神社」の富士塚を訪れました。
ところで、富士塚とは何でしょう…
昔から、富士山に登るとご利益があるといわれていたのですが、江戸時代終わりごろになると、富士山に似せた富士塚が各地に築かれるようになったのです。
富士塚に登拝すると、実際に富士山に出かけたのと同じ御利益があるとされているんですよ。
「江古田富士塚」とも呼ばれる「江古田浅間神社」の富士塚は、天保10年(1839年)に築かれ、大正12年(1923年)関東大震災によって損壊してしまったものの、復旧工事が行なわれ現在の姿になりました。その際に、塚の一部を富士山の溶岩で覆ったのだそうです。
アクセス
「江古田浅間神社」は、西武池袋線「池袋駅」より3駅の「江古田駅」より徒歩1分の場所にあります。

こちらが西武池袋線「江古田駅」の改札です。
北口へ向かい、左側の出口から出ましょう。

出口の正面にあるのが「江古田浅間神社」です。
江古田浅間神社
「江古田浅間神社」の富士塚に登拝できるのは、正月三が日・7月の山開き・浅間神社例大祭が行われる9月第二土曜・日曜日の年に3回の9時〜15時です。
実は7月の山開きを楽しみにしていたのですが逃してしまい、9月の登拝のチャンスを待ちわびていたのでした。

〜そして9月の第二日曜日〜
遂に来ることができました!
前日まで雨が続いていたのでお天気が心配でしたが、雨に降られることもなく、だからといって暑くもなく、登拝日和♪
浅間神社例大祭が行われ賑わうそうですが、今年はコロナウィルスの影響でお祭りは中止になっていました。

富士塚が気になるところではありますが、まずは拝殿へ行きご挨拶。
手前に富士塚の案内が書いてありました。
・マスク着用
・2mの距離を保とう
・入山は数人間隔でお願いします
・富士塚に入れる時間は朝九時〜午後三時

お参りを終えると神社の方が「富士塚に登れますよ〜」と声をかけてくださいました。
富士塚は本殿の横を通った先にあります。

いよいよ富士塚へ!
入り口で、係の方が「虫が多いから」と言って虫除けスプレーをかけてくださいました。
富士塚登拝

いよいよ富士塚へ!
「江古田浅間神社」の富士塚は、高さ約8メートル、直径約30メートルあり、都内の富士塚の中では大きい規模なのだそう…
なんだかワクワクします♪

鳥居をくぐると、マイナスイオンたっぷりの心地よさ!

鳥居のすぐ右手に水が流れていて、耳にも心地が良いです。

鳥居の正面では、狛犬のように二体の神猿がお出迎え。可愛らしいです♡
こちらの場所が1合目になります。

案内板には「注意!富士塚は江戸時代に築造した様子をそのまま保存するために、登山道が歩きにくくなっています。登り降りにはキオツケテ下さい。」と書いてあります。

さて、先へ進んでいきましょう。



赤い鳥居のこちらが二合目になります。

さて、この先は次第に足元が狭く、坂も急になっていきます。

三合目

四合目

五合目

案内の矢印があるので、その通りにすすんでいきましょう。

六合目

七合目
ますます道が狭くなってきました…

八合目

九合目
更に足元が悪くなっています。運動靴を履いてきてよかった〜。

おっ!頂上が見えてきました!

遂に頂上‼
鳥居をくぐってから15分程だと思いますが、なんともいえない達成感で清々しいです。
下山

頂上から見た景色です。
富士山がギュギュッと凝縮されている感じがしますね〜

矢印のとおりに下山していくと、大天狗・小天狗がいらっしゃいました。


天狗の前を過ぎてカーブを曲がると、すぐに鳥居がありました。

鳥居の外(下方向)から見た天狗の位置はこのような感じです。

下山も油断は禁物!足元に気をつけましょう〜。
御朱印・基本情報など…

社務所で、御朱印やお守りなどを授与していただくことができます。

御朱印 初穂料300円

境内では、お神輿を見ることができました。

貴重な経験をさせていただきました。 ありがとうございました。
江古田浅間神社 | |
住 所 | 〒176-0004 東京都練馬区小竹町1丁目59−2 |
電話番号 | 03-3957-6662 |
「江古田浅間神社」の様子はこちら↓



コメント
[…] […]