池袋にあるパワースポット「雑司ヶ谷 鬼子母神」
安産・子育(こやす)の神様として信仰されている鬼子母神。
多くの人々で賑わう池袋駅。そんな池袋駅から徒歩で行くことができるパワースポット「鬼子母神」のご利益やアクセス方法、境内の様子、御朱印などを紹介します。
由来・ご利益

「鬼子母神」の字をよく見ると鬼の字にツノがありません。こちらの鬼子母神像は鬼ではなく、幼児を抱いた美しい菩薩のお姿をしていることから、ツノのつかない鬼の字を使用しているのだそうです。
この鬼子母神像は室町時代の作といわれ、元禄4年(1561)に清土(現在の文京区目白台)にて掘り出され、天正6年(1578)に「稲荷の森」と呼ばれていた現在の場所に鬼子母神堂を建てて安置されました。
鬼子母神とは?
鬼子母神は夜叉神の娘で多くの子供を生みましたが、近隣の幼児を撮って食べてしまうという暴虐な性質で人々から恐れられていました。しかし、お釈迦様に諭され改心し、安産・子育の神になると誓ったことにより尊崇されるようになったといわれています。

ご利益
鬼子母神 「安産・子育」
大公孫樹(子授け銀杏)「子授け」
倉稲魂命(地主神)「食べ物、農業、商業などの産業全般」
大黒天(大黒堂)「五穀豊穣・子孫繁栄」
北辰妙見大菩薩「除災招福・眼病平癒」
アクセス
・都電荒川線「鬼子母神前駅」 徒歩2分
・東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷駅」徒歩5分
・JR「池袋駅」西武池袋線「池袋駅」 東口より徒歩15分
・JR「目白駅」 徒歩15分
※専用駐車場はありません

参 道
こちらが参道の「鬼子母神大門ケヤキ並木」

江戸後期には将軍の御成りもあり、大いに繁盛していたのだそうです。

当時は多くの茶店や料亭などが並んでいたのだとか…

参道を進むと、途中に案内処がありました。
更に進み、突き当りを左に曲がると鬼子母神があります。
境内の様子1
鬼子母神堂

こちらは入口の様子です。

境内に入るとすぐに「仁王像」が左右にいらっしゃり、鬼子母神堂を護っています。

こちらの二体の「仁王像」は、丈と幅が同じなのだそうです!

手水舎は2021年時点は使えなくなっていました。

鬼子母神堂の前には「狛犬」がお護りしています。

逞しいながらも朗らかな表情をした可愛らしい「狛犬」です。

こちらが「鬼子母神堂」
拝殿、相の間、本殿の3つの建物で構成される権現造りのお堂は平成28年に重要文化財に指定されました。

本殿には室町時代に作られたとされる、美しい鬼子母尊神が祀られています。
鬼子母神はお寺なので、参拝の際は手を叩かないように気をつけましょうね!
上川口屋

日本最古の駄菓子屋さん「上川口屋」は、江戸時代(1781年)に創業し、ジブリ映画の「おもひでぽろぽろ」に出てくる駄菓子屋さんのモデルになったことでも有名です。

はじめは「さらし飴屋」という飴やさんだったとのことですが、時代を超えて子どもたちに親しまれ、たくさんの笑顔を見てこられてきたことでしょう。
上川口屋 | |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
定休日 | 雨・雪などの天候等により |
境内の様子2・夏の様子・御朱印、基本情報は次のページへ…
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